スマートワールドを目指して

スマートワールドに向けてデジナーレが取組んでいるものは何ですか?

スマートエデュケーション(以下、SE)、スマートファクトリー(以下、SF)の2つの分野でスマートワールドの実現に向けてサービス構築を支援しており、現在それぞれの分野に おける新サービスの POC を進めています。

取組みの概要を教えてください

コロナ禍であらゆる面での DX 化が進められ、教育分野では授業や試験などの Web 化が進みました。そういったなかで、SE が抱える課題もどんどん浮き彫りになってきたわけですが、私たちが目を付けたのはリモート試験。増加しているオンライン試験を、AI を活用することで、より円滑に実施するサービスを構築しています。

SF 分野では、すでに色々なデバイスや IoT サービスが世の中に出回っていますが、それらを活用して、生産管理の効率化を実現するサービスを考えています。

ざっくりいうと、簡単に設置できて、かつ生産データを自動で取得してくるといった構想ですね。

ちなみにデジナーレが目指すスマートワールドとは?

DX 化を推進する人が多くいる一方で、高いハードルや抵抗を感じている人も少なからずいるのが実情です。

デジナーレは、これまで数々の実績を残してきたUI/UXの観点から、そういった状況を変えたいと思っています。なので、人と機械・デジタルをつなぐことを支えるHMI(ヒューマンマシンインターフェース)を、より人にやさしい形で実現し、その恩恵を誰もが自然に受けられる、そんな社会でしょうかね。

そういった環境を整えるサポート をしていくにあたって、今の SE、SF 分野での取組みはそれに向けての一歩だと思っていま す。

なるほど。では、目標に着々と近づいているんですね

そうですね。スマートワールドの実現とかたいそうなことを掲げていますが、実際はほんとに地道な作業の積み重ねの日々ですよ。

最初から完璧なものは作れないので、「スピーディ ーに作って、検証し、改修する」の繰り返しです。

ビジネスもシステムも UX も、現場の生声を感じて“ものづくり“することが肝なんですよね。

ただ、新しい社会に向かって着実に進んでいること、そして、そこに携わっている自分が成長していることを実感できる環境だなと常々感じています。