スキルも知識もゼロの新人が「RPA使い」になれたワケ (1)

Excel関数すら扱えない人間がシステム開発を始める

入社前の私のPCスキルといえば、メールやWordはそれなりに使えるけど、Excelになると使用経験がほとんどない、それくらいのレベルでした。なので、入社したての頃の私にとっては、Excelを使用することそれ自体のハードルが相当高いものでした。Excel関数に振り回されて、「あれ?何がしたかったんだっけ?」と業務の趣旨を見失う、なんなら振り回されているうちに完全にフリーズする(私が)など、業務内容そのものを理解していても、Excelが絡むと一人でまともに進められないことがよくありました。その結果、Excelに対し拒否反応が出る「Excel極力使いたくない人間」になってしまいました。


そんなド新人だった私が、今ではまさかの「Excel極力使いたい人間」になっています。なぜなら、Excelに関わる業務には、私の一番の強みであるRPAシステムの開発スキルを存分に発揮できるチャンスが潜んでいるからです。スキル・知識ともにゼロの開発ド素人の私が、いったいどのようにしてこの強みを手に入れたのか。振り返ってみても、これといって特別なことをしたわけではない、というか、記憶がないというのが正しいかもしれないです。苦笑

ともすると、私が今の強みを手に入れることができたのは、それほどまでに必死でシステム開発に取組んできたこと、これにつきるのかもしれません。



「RPA極力使いたくない人間」になる

RPAを触り始めて約半年ほどは、正直結構辛かったです。「思い通りに動かない→どうしたらいいか分からない」の繰り返しで全く作業を進められないうえに、あまりの進捗の悪さに上司から喝を入れられ続ける日々。。。投げだしたい気持ちを押さえて、開発していた2つのシステムのうちの1つは、なんとか完成させることができたのですが、もう1つのシステムは、完成のめどが全く立たず、どん詰まり状態でした。そこで、半ば投げやりではありましたが、もう1つのシステムはマクロで開発を進めることにしました。「参考になるプログラムをネットで結構調べられるから、マクロならなんとかなるかも!」と、極力使いたくないはずのExcelに対して、もはや希望を見出してしまうほど、RPAへの苦手意識を強く持つようになっていました。



苦手意識からの脱却~苦しかったからこその成長

しかし、RPAでの開発から離れてほっとすることができたのはつかの間、すぐにまたRPAとの闘いは始まることになります。RPAシステムの仕様変更の事案が発生しているものの、開発者は業務の都合上対応が難しいということで、あろうことか私にその対応が回ってきてしまったのです。早めに対応するべき事案だったこともあり、「苦手だからやりたくない!なんていってられないか…」と腹をくくることにしました。


初心者同然レベルのスキルと知識で、他の人が作ったシステムを触るのは、想像以上に大変でした。システムの全体像の把握から始まり、どこをどう変えればいいのか、変えた場合に影響が出る場所はどこなのか等々、考えなければいけないことが盛りだくさん。この時期、文字通り、限界突破寸前だったので、心配して温かい声をかけてくれる人に漏れなく「心配してくれるなら代わりにやってください」と心の中で思ってしまうほどでした。

でも、この盛りだくさんの作業と向き合うことから逃げなかったことで、ようやくRPAシステム開発のイロハを習得し、苦手意識を一気に克服できたんだ、と今となっては思います。




次回のブログ:

「RPA極力使いたくない人間」の殻を破り、本格的にRPAシステムの開発に取り組み始めたなかで、得られたスキル磨きTipsについて触れます。