top of page

eスポーツの可能性を広げ、ビジネスにも最高のゲームを

ビジネスの世界でeスポーツプレイヤーが輝ける受け皿を作りたい

私は元々、プロゲーマー専攻の学校に通いながらプロゲーマーを目指していました。 結果的にはプロになることはできませんでしたが、私の失敗と挫折の経験をプロゲーマーを目指す学生に伝えていきたいと思いeスポーツコンサルティング(現eスポティフィケーション)に入社しました。


当初、eスポーツプレイヤーの育成や教育を目的としてサービスやコンテンツを展開しようとしていましたが、eスポティフィケーションに社名を変え、仕事や学習、生活など身近な場所にeスポーツを取り入れ、楽しみながらスキル習得や学習につなげることを目指す会社へ生まれ変わりました。

ビジネスの世界に取り入れることで、eスポーツとそのプレイヤーの活躍の場を広げて、今後のeスポーツプレイヤーの受け皿になりたいというモチベーションで仕事をしています。


この世にはない新たなサービスを生み出す

前回、「元eスポーツプレイヤーの野望と挑戦」の記事でご紹介した通り、eスポティフィケーションでのゲーム開発において、経験や実績は必須ではありません。


実際、未経験の私がどのようにゲーム開発、新サービスを生み出してきたか、アイデアが生まれてから対外的に売り出すまでの道すじをご紹介します。


顧客から既存のサービスのリテンションを高めたいという相談を受け、とあるクイズゲームツールを企画していました。

残念ながら案件化はできませんでしたが、会社の研修などで活用したら面白いのではないかというアドバイスを受け、社内向けにまずは開発してみることになりました。


会社の強みである伴走力を強化したいというグループ会社のプライマルのニーズが、企画していたクイズゲームの特性と一致し、プライマル社内向けのツールを開発、そのツールを活用した社内クイズ大会で実証実験をすることになりました。


これまでeスポーツで勝つことを目標にしていた私にとって、ビジネスの世界に通じる企画を考える事は難しく、企画を組み立てていく上で出来ない事があまりにも多すぎました。 当時の社員は社長と私の二人だけだったため、自分が中心となって考え、推進していくしかない状況でした。

その後メンバーは増えるも、比較的若手が多く、圧倒的にビジネス経験が足りない者ばかり… サービスを作る為のセオリーも知らなければ必要な手順すらわかりません。


社長から出来なくてもいいからとりあえずやってみろと言われ、私は無我夢中で走り続けました。


こうして山積みだった課題を一つずつ協力してクリアしていき、なんとか社内クイズ大会を実施できる形まで到達しました。

しかし、社内クイズ大会を実施してみると、プライマル社員からの修正要望や不具合報告の嵐でした…

ここまで多くの修正要望が来ることは想定外で、心が折れそうになるほど、メンタルはボロボロになりました。


それでも決して立ち止まらず、頂いたフィードバックを受けて、その機能は本当に必要なのかをメンバーと話し合いました。

人によって、改善してほしい機能の意見が異なっていたため、すべての意見を反映していてはゲームは成り立ちません。

取捨選択をし、ツールに実装することを繰り返し、地道にサービスを改善していきました。


おかげさまで、社内クイズ大会の回数を重ねるごとに、機能をグレードアップさせていくことができており、プライマル社員からは、リモートワーク化のなかでの社内交流イベントとして、非常に好評で、少しずつ手ごたえを感じているところです。



そして、0から作り上げたこのサービスは、この社内実証実験を経て、ついに対外的に売り出す目途が立ちました。


初めは私しかおらず、何をどうしたらよいか分からず不安も大きかったのですが、現在ではインターン生も含めメンバーは倍以上まで増えました。

そのメンバーたちもゲーム開発の経験があるというわけではありません。未経験でもメンバーそれぞれアイデアを持ち寄って、 新規事業の開発を進めています。


ビジネス経験が豊富ではない私でも、メンバーと力を合わせて0からサービスを生み出すことが出来ました。最初は出来なくても、分からなくてもとにかくやってみるという行動力とeスポーツへの熱い想いがあれば、きっと活躍できます。

身近な生活にeスポーツを取り入れて面白いことをしていきたいという方と一緒に働けることを楽しみにしています。


Comments


bottom of page