あえてハードな環境で、自己成長したい
前職は、いわゆる「ホワイト企業」で、大手企業にて営業担当をしていました。
とても恵まれた環境でしたが、学生時代に体育会で日々目標に向かって走り続け、ハードな生活を送っていた私は、物足りなさを感じていました。
将来どうなりたいか?を考えていく過程で、がむしゃらに働いて成長できる期間は20代にしたいと考えるようになり、残りの20代をより仕事にコミットして自分を成長させようと決意。
新規事業を通じて自分を磨くことができるプライマルへ飛び込みました。
課せられたミッションが実現できない?!
入社翌日からドローン商材にかかわる案件に参画しました。
ここ最近は、災害救助や医療などでドローンを活用している様子がニュースでも取り上げられ、注目されていますが、案件参画当初は世間での認知は低い状況でした。
世間のドローン認知度を上げ、ドローン商材を世に広めていくことが弊社に課せられたミッションでした。
案件参画した当初は、前職とは全く異なる業界で右も左も分からず、最初の3か月は新規ユーザーにドローン商材を導入することができず苦労しました。 ドローン商材を世に広めるために、参画したはずがまったく手に取ってもらえないなんて... 当時は、焦りに焦っていました。
振り返ってみると、上手くいかなかった原因は2つあります。
1.他メーカーとの比較、優位性の把握ができていなかった
いくら我々が扱っている商材の良さをアピールしても、他社との優位性を伝えられないとエンドユーザーを振り向かせることはできません。
2.新たにサービスを生みだして課題を解決するという視点の欠如
私が携わっていた案件では、もともとアフターサービスのような概念がなく、言ってみれば「売り切り型」の販売モデルでした。 当時は、既存サービスをどのように広めていくか?に焦点を当てすぎており、「新たにサービスを生み出す」という考えが欠如していました。
ライバルメーカーのドローンを購入し実際に飛行させた
この課題を解決するために、ライバルメーカーのドローンを自分で購入し、飛ばしてみることにしました。
休日は地方に行ってたくさん飛行させ、平日は自宅のリビングで飛ばしました。
すると、我々が扱うドローンの良さを自分の言葉で伝えることができるようになりました。
また、他メーカーの方が優れていると思うポイントも包み隠さず伝えることで、エンドユーザーにより一層信頼してもらえるようになったと感じています。
現場の声を基に新サービスを立案
ドローン業界は登場して間もなく、まだまだ飛躍できる可能性がありました。
初めて見る機器を手に取ってもらうには、エンドユーザーの要望に応える必要があるはずだと考えるようになり、商談でエンドユーザーの本音を引き出すことに注力するようになりました。
とある商談で「導入した後、弊社だけでは運用面に不安がある。そのようなサポートがあったら使ってみたい」というコメントをもらいました。
この言葉を聞いた私は、目新しいIoT商材はエンドユーザーにとっては魅力的である一方、運用面に不安を感じている企業は他にもたくさんいるのではないかという仮説を立てました。
不安に感じている現場の声をもとに顧客へ提案し、IoT商材を導入していただいたエンドユーザーに対してアフターサポートを実施するプランを新しく作りました。
その後、新しいサービスが功を奏して、ユーザーにとってドローン導入のハードルがぐっと下がり、以前よりも格段と新規ユーザーに商材を導入してもらえるようになりました。
「現場の声を大切にする」
このような話は耳にタコができるほど、ビジネス本でもよく出てくる話ですが、現場の声を吸い上げ、自らサービスを企画・実行することができたのは貴重な経験です。
新規事業の醍醐味
新規事業では、既存事業では当たり前に思えることでも、様々なことが不足しています。
人員リソースはもちろん、型化された成功事例はありません。
成功事例がなければ、自分が旗を振って作っていく。
その分、必然的にやるべきことは膨大になるのですが、一つひとつのピースを作っていくこと、そしてそのピースをより良いものに変えていく過程は非常に面白いです。
また、新規事業では当初計画をしていたような方向で進むことはほとんどありません。
スタートした事業をいかに「あるべき姿」に持っていくことができるか、日々、試行錯誤の連続です。
上手くいくことはほとんどないのですが、その度に「こうしたらもっと良くなるのではないか」と考えてトライしてみる。その連続した先に、きっと新規事業の成功があるのだと思います。
プライマルは圧倒的に成長できる環境が整っています。
特に成長意欲が強く、自立的に学び行動していくことができる方にはとてもマッチする環境だと感じます。
ぜひ、皆さんのご応募お待ちしています。
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