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DX総務としての初めての大仕事

入社して半年、初めてのプロジェクト

プライマルホールディングスへは、未経験でシステムを作れる(DX)&成長ができる、の2点の期待をもって2022年3月に入社しました。 前職は営業アシスタントとして普段からPC操作は行っていたものの、持っている武器はエクセルのフィルター機能と理解はしていない関数をコピペ使用することのみでした。

入社後は自分の仕事を覚えつつ、先輩に聞きながら自分の業務をちまちま自動化して、動いたら喜ぶ!を繰り返す生活を送っておりました。

半年が経った時、上司からチャットボットを作ってくれと指令がでました。

それまでは総務への問い合わせが、直接個人に来ていて、それが自分の担当外の問い合わせのこともある状況でしたので、チャットボットで簡単な問い合わせは自動で回答、それ以外は担当へ振り分けるような仕組みを作ってほしい、との依頼でした。

社内規定を管理している先輩と二人で進めることになりました。 もともと好奇心旺盛で何でもやってみたい!と思う性格の私ですが、初めてのプロジェクトでいつも以上に心が踊ってわくわくどきどきしました。

ただ、自分の業務をちまちま自動化していた時と違ったことは、、、 自分や総務だけでなく全社で利用することと、チャットボットを作るのに使う「Power Virtual Agent」というアプリを使った事がある人が周りにいなかったことでした。


答えがない難しさ

まず何ができるの?から、どういう構造でつくるの?を調べることから始めましたが、 ネットに全然情報が落ちていなく、調べてるだけで時間ばかりが過ぎ、なんにもつくれないまま一日が終わるなんてこともありました。 調べても調べてもほしい答えにたどり着かずに、だんだん興味がなくなってきて、他の仕事に手を付けるという始末。

これまではつまずいたら、先輩に聞けば答えが返ってきていましたが、社内で分かる人はいなかったため、自分で答えを見つけないといけませんでした。初めてのことをやるのってこんなに難しいんだと、逃げたくなっていました。

そこで私はMicrosoftの意味不明な和訳や時には英語でマニュアルを読んでみたり、YouTubeでPower Virtual Agentを使用している人の動画を見たり、調べ方の角度を変えて知識を得ました。



人任せな考えを改める

調べたことを共有して、「で、どういうことができるの?」「~はできるの?」と上司からの質問に答えられず自分が理解していない事に気づきました。

だって答えが載ってないんだもん、と言い訳したくなる気持ちを押し殺しながら(笑) 今までの仕事の進め方でもありましたが、上司からこう進みなさいという道を提示されることを待っていたのだと思います。


やってみて分かったこと

なんとか、こういうことができそうなので、この構造で作成し始めよう!というところで動きしたのですが、作成を始めてからも問題が発生しました。

構造図(アリの巣)を作成していくうちに、重くて動かなくなってしまいました。修正しようにもいちいち動作が重く、メンテナンスも膨大な時間がかかります。

迷いましたが、二人の血と汗と涙で構成されたアリの巣を泣く泣く破棄し、小トピックへ細分化されたものを構築することにしました。各小トピックは、トピックの呼び出し機能があるのでうまくつなげることもできました。追々修正をするときにトピックの検索ですぐ修正できるので、この時思い切ってよかったです。

初めては想定外の連続で、また泣きたくなったのも事実です。。先輩がいてよかったです。



成長を感じた部分

プロジェクト初めて約1か月半後、プライマルの全体会議で緊張しつつもリリースと使い方の発表をし(先輩に猫かぶっていたねと言われました…笑)、社長から「チャットボットいいね」とコメントをもらえた時、すごくうれしかったのを覚えています。 また、その後も社員の方が実際に使ってくださったり、問い合わせしやすくなったとのコメントを頂いたり、総務メンバーにも後ほど聞いてみたら、皆さんを平均して60%くらい直接の問い合わせが減ったとのこと。

自分一人のシステムではなく、社内の皆さんが使ってくれているシステムを総務メンバーで協力しながら、自力で完成させたことが、自分の足で立てたような気持になり、この達成感は何にも代えがたい経験でした。

そして、「自分の頭で考えて動き、調べたり検証したりを繰り返すことで成し遂げることができた」という実績は、他の大抵の物事もそうではないかと思うに十分な自信となりました。

入社して1年、社会人になってから一番過ぎるのが早く、また、一番成長が実感できた1年間だったと思います。

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