所属:プライマルホールディングス株式会社
働くことについて考えさせられたインターンでのできごと
プライマルホールディングスに所属し、プライマルグループ全体の採用や総務を担当しています。やりがいのある業務に就き、日々充実していますが、元々は航空会社で働くことを志望していました。
実践的に勉強できる大学へ進学し、いざグランドスタッフのインターンに参加してみると、毎日同じことの繰り返し。当時は給料も少なく、アフター5の話で盛り上がっている先輩方の姿を横目で見ながら、「仕事ってこんなにつまらないものなのか」と、落胆したものです。
「せっかくやるのであれば 、泥臭くても裁量があって、成長できる仕事がしたい」――その想いから航空会社へ進むことをやめ、新卒でベンチャーのIT企業に入社し、管理部に配属となりました。営業サポートを中心に経理/契約・請求/発注等を担当しましたが、自身の未熟さも手伝い、膨大な仕事量と戦う毎日。そんな折、親身になって指導してくださっていた上司が退職することになり、私も退職を決意。
次の会社でも自身の成長につながるような仕事をしたく、エージェントから紹介を受けてプライマルを知りました。当時は全グループで30名程度の規模に対し総務が1名。同じポジションに増員ということで、かなり幅の広い業務が経験できそうだと思いました。また「新規事業に特化したコンサルティング」という聞き慣れない事業内容にも興味が湧き、入社を決意しました。女性ならではのライフイベントを迎えやすい環境や制度がありそうな企業も考えましたが、一から作っていく環境の方が魅力的に感じました。
総務の域を凌駕する業務範囲と思考の幅広さ
所属しているプライマルホールディングスは2013年にグループ内の総務機能を集約させ、グループ内の新規事業を加速させる目的でできました。ホールディングスの機能は、総務(とよばれる主に契約管理/経理/資産管理)、広報、採用/教育です。
一般的に総務というと、ファイリングや備品管理、会議・イベント調整、建物の管理など想像されると思いますが、当社の総務機関は仕事の幅が比べものにならないほど多岐にわたり、一日中同じ作業をしていることはほとんどありません。午前中は契約書のチェックや整理をしていたかと思うと、午後はホールディングスの採用面接をしたり、ネットバンキングをいじっていたりします。その間、メインの採用活動をしつつ、ひっきりなしにかかってくる電話や来客対応もこなします。
当社の採用は通年で中途採用と新卒採用を行っています。中途採用では主にコンサルタントが面接を行い、応募を増やすための施策を検討実施したり、エージェントの対応や求人媒体の運営などをしたりしています。3年前から新卒採用にも挑戦しています。説明会の開催や実際の候補者とのやり取り、新卒社員のビジネスマナー研修など、他の社員の力を借りながら遂行しています。採用一つとっても、大切なのは戦略です。そのなかで最適な手段を選び、試して検証の姿勢をとっています。そして結果が出たものを絞って続けていくという流れをとっています。採用を中心に担当してから約2年という短い期間ですが、かなり経験値は上がったと思います。
総務も前のめりくらいがちょうどいい
今自分が担当している業務はどこにつながるのか曖昧なままやり過ごし、2〜3年経って部署を異動、あるいは先輩から新しいタスクを教わることによって、初めてタスクが腹落ちし理解できたという経験はありませんか?当社の場合、入社いただく方には早いうちから一通り仕事を教えていきます。幅広く対応できるようになるからこそ1つのタスクを多面的に理解でき、最適な意思決定ができるようになると考えています。したがって、何かに特化したキャリアを積みたい方には向かない環境ともいえます。
加えて、一つのお題に対して目的やゴールを伝えられ、それをクリアする施策から考える余地を与えられます。これは業務関係なく、コンサルタントや総務に至るすべての人間がこのような進め方をしています。正直、慣れるまでかなり時間がかかりました。ですが、そのお陰で、今まで考えたことがなかった戦略を考えられるようになり、上流の仕事が少しはできるようになってきたと実感しています。
最近では、本業をやりながらではありますが、自社内での新規事業にもチャレンジしています。総務はコスト削減が至上命題ではありますが、お金を持ってこれる総務を作っていきたいのが目下の目標です。
このように総務のポジションからもチャレンジできる環境がプライマルグループには揃っていると思います。
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